飾っても素敵!和傘を使ったディスプレイ-(1).自宅編
ずっと見ていたいくらい美しい和傘。インテリアにも人気です
華やかな和傘。雨傘や日傘として使う以外に、インテリアとして楽しみたい、という方もいらっしゃいます。
どうやって飾ったらよいのか、ご自宅や店舗、お寺など、一室でのディスプレイ案をご紹介します!
和傘を床に置いてみる
飾るとなると一番簡単なのが、開いた和傘をそのまま床(または机の上など)に置いてみること。
ぐるっと一周すれば外側も内側もお楽しみいただける状態ですね。
購入した方だけのツウなお楽しみとしておすすめなのが、室内で広げた傘の下に頭を入れて、寝ころんでみること。色が降り注ぐテントかプラネタリウムのように、自分だけの贅沢な光景が広がります。
和傘を床に置くときの注意点
和傘を置く際のポイントとして覚えておいていただきたいのが「置き方」。
開いた和傘を置いたり持ち上げたりする時は、必ず持ち手(柄)を持ってくださいね!
傘の和紙を持ち上げると、和紙や竹骨に負担がかかり破損の原因となりますので、優しく持ってもらえると嬉しいです。
また、ちょっと位置をずらそうというときにも、面倒くさがらずに床から一度持ち上げて置きなおすのがよいです。傘骨が床との摩擦でひっぱられると、傘が傷みます。
× 《和傘持ち上げNG例》和紙をつかんで持ち上げる

◎《和傘持ち上げOK例》持ち手(柄)を持つ

和傘スタンドを使ってみる
床にじか置きはしたくない、和傘を開いて綺麗に飾りたい、吊るすまではいけないけど少し浮かせて台の上に飾りたい…。
そんな時は和傘専用のスタンドを使ってみるのはいかがでしょう?

和傘CASAでは、和傘を1本、綺麗に飾っていただけるオリジナルスタンド(傘立て用什器)を製作しました。
和傘の持ち手の太さは傘によって様々ですが、最大2通りの飾り方が可能です。
蛇の目傘・日傘など持ち手が細い仕様であれば2通り(斜めor垂直)、番傘など持ち手が太い仕様は1通り(垂直)の角度で飾ることが出来ます。

蛇の目傘などハジキ(止具)が2段階仕様の和傘なら、少し閉じた状態でのディスプレイも可能。
机や台に載せる場合、足元の十字の分だけスペースがあれば置けるので設置場所に困りません。
この十字だけで大丈夫?と思われるかもしれませんが、製作してくださったツバキラボさんの綿密な計算によりちゃんと安定するのです!
製作風景はツバキラボのYouTubeチャンネルでご覧いただけます。
動画 | ツバキラボ 和傘スタンド製作風景
今回ご紹介した和傘スタンドの詳細は、和傘CASAオンラインショップでチェック!
その他の和傘の飾り方アイデア
お客様の中にはご自身で工夫しなが楽しまれている方もいらっしゃいますので、参考までにご紹介します。
- かっぱの紐を利用して上から吊るされる方
- 高い位置で飾れるようにオリジナルスタンドを製作される方
- 新居施工の段階で和傘を横向きに飾れるようなスペースを作られる方
※上の方に飾られる場合は落下防止対策をお忘れなく!
まとめ
ご自宅の一室でできるディスプレイ案、いかがでしたでしょうか?
日用品として使うだけでなく、飾ってお楽しみいただくこともできる和傘。
存在感もあるので、飾るだけでお部屋の中を彩ってくれます。
和紙の色合いや構造などもじっくりご覧いただけますので、ぜひお部屋に合わせた方法を見つけてみてください。