よくあるご質問

A. 穴を埋める程度であれば、継ぎはぎになりますがお直し可能です。
和紙すべてを張り替えする場合、全て解体してイチから作り直すため、お値段が新品のものよりもかかります。
またご購入から約２０年以上経過している和傘は、竹骨も劣化して耐久性が落ちている可能性が高く、修復作業中に破損するリスクもあります。
状態によっては職人が修理依頼をお断りする場合がございます。

A.蛇の目傘・番傘はともに和傘の種類の一つです。雨の日に使用可能な傘です。
晴れの日にのみ使用する傘は当店では「日傘」と表記しています。
他にも、歌舞伎や日本舞踊などで使用する舞傘、お茶会などで使用する野点(のだて)傘・大傘、神事などで使用する差し掛け傘、各地域の祭事で使用する特殊な傘など様々ありますが、すべて総称して『和傘』と呼ばれています。

●蛇の目傘

輪を白い和紙で張り替えてある模様が、蛇の目のように見えるということで「蛇の目傘」と呼ばれるようになりましたが、現代においては、少し細身で糸かがりが施された傘全般を指します。

1.  無地、柄もの、張りが凝ったものなど華やかなものが多いですが、男女問わずお好みで選んでご使用いただけます。
2.  和紙に雨が落ちる、パラン　パラン　という音をお楽しみください。
3.  透明感があるので、外側、内側から見たときで色合いが２通り楽しめます。
4.  和紙に油が引いてありますので、暑い場所で長時間使用しますと和紙が劣化して破れやすくなります。雨傘用としてのご使用をおすすめいたします。

蛇の目傘の商品一覧

●番傘

蛇の目傘に比べて骨や柄が太く、重厚感があります。装飾性がなくシンプルで、大きいものが多いです。

1.  基本的に白い和紙を使用し、塗装されていない竹そのもの素材感と線の美しさが映えます。
2.  機能美とはこういうことかと、見惚れる逸品です。
3.  大きいので、ウエディングなどで男性がもつと、女性も寄り添うことができます。
4.  神社仏閣や料亭などの屋号を入れて差し掛け傘として使用されることも多いです。

番傘の商品一覧

●日傘

「日傘」は、和紙の風合いをより楽しみつつ、日差しをゆるやかにさえぎってくれます。

1. 和紙を通した光は柔らかく、街路樹の下を歩くと木漏れ日の移り変わるさまを眺めることができます。
2. 持ち手が連結できるものはコンパクトに収納できますので、携帯に便利です。
3. 小ぶりで軽く、手入れもいらず使い勝手がよいので、女性に人気ですが、最近は男性にも選ばれています。
4. 雨をはじくための油を引いていないので、雨の日にはご使用いただけません。

日傘の商品一覧