二重張と呼ばれる異なる2枚の和紙を重ねて張っている日傘です。
表は無地の鮮やかな紺の和紙に、内側は水面を連想させるような涼しげな落水紙を使用しています。和紙の透け感で模様が浮かび上がり美しい。
持ち手とろくろは、拭き漆(カシュー漆)仕上げのため、木目の風合いに味があります。
傘骨の表は、光沢感のあるグリーン味の紺色の塗装(カシュー漆)が特徴。
【仕様】
◆傘の長さ 約48cm
◆直径 約84cm
◆全長(持ち手を含む) 約75cm
◆骨数 40本
◆持ち手 取り外し不可
<1点限り>
※店頭にも出しておりますので、入れ違いで完売になる可能性がございます。
その場合、ご購入手続きをされても、キャンセルのご連絡を差し上げる可能性がございます。
予めご了承くださいませ。
岐阜和傘は、すべて職人の手によって1本ずつ丁寧に制作されています
1本の和傘に、2か月以上の制作期間を費やします
「開いて花、閉じて竹」と謳われる和傘は、職人の熟練の技と、細部に至るこだわりが詰まった日本の伝統的な工芸品です。
2か月以上に及ぶ、数多くの制作工程を経て、1本の和傘を作り上げています。
職人の心遣いと伝統の技が繊細な美しさを生み出す
和傘の骨組みは、1本の竹を均等に割り、傘を畳んだ際に元の竹に戻るように組まれています。
開いた瞬間、和紙の色彩と繊細な糸かがりが、美しい陰影となって持つ人を包みます。
これらはすべて、職人の地道な作業によって作り上げられた、世界に1本だけの和傘となっています。